「狂牛病」話題騒然!今回の件でも、政府・官僚・自治体の相変わらず民衆不在の場当たり的対応は、旧態依然とした責任の所在がはっきりしない対応と、各ポストの無責任さを露呈した感がある。
 大臣が牛肉食べても説得力がないと思うのだが・・・なぜ「専門家」を表に出さないのか?それとも日本には狂牛病について詳しく説明できる人がいないのか?それならば英から専門家を呼べばいいではないか。
 狂牛病がどのようなもので、人体にどのような影響があるのか、また食物として危険な部位と安全な部位があることを詳細に説明しないのはなぜか?
 個人個人が、自分で調べ・考えることをせず、単なる噂で「好ましくないもの」はすべて悪いものとの判断をし、すべてを排除してしまうのが典型的日本人のようだ。過去、「埼玉のかいわれ大根」「東海の乾燥芋」「雪印の牛乳」などなど・・・・
 「クロイツフェルトヤコブ病(CJD)」日本でこの病名が一般に知れたのが、数年前のドイツ製「ヒト硬膜」を移植したことによって感染した問題からである。5年ほど前の英国内における狂牛病問題の時にもそうだが、政府や各省庁は適切な研究と指導をしたか?やはり金持ちの年寄りたち(大勢の政治家のこと)にはさほど興味のない問題なのだろう。

 しかし、我々通常の生活を続けるものにとって、限られた予算で栄養のバランスを取り、健康的生活を送ることは大切なことである。そのためにも、関係各省庁は、「正しい知識」「安全性」「人体への影響」などを、メディアを通して、正確かつすべての人に伝える義務がある。我々はそれをきちんと理解し、個人としての責任の上で判断しなければならない。

以降、個人的見解:
 まず、TVのアナウンサーやリポーターの類は信用しない。これらの人たちは、ほとんど理解をしていない状態で報道していることを忘れないように・・・知識のない人が表面だけかじって、おもしろおかしく伝えるのが仕事の人間に正確な報道は望めない。「かいわれ」然り「原発事故」然り・・・ダイオキシンのなんたるかも知らず報道し、臨海の意味も知らずに伝える。
 特に、臨海事故時のNHKの担当記者の無知さ加減には閉口した。報道は「中立」「冷静」に「正確」な「事実」を伝えて欲しい。いくら視聴率を稼ぐためとはいえ、怖い音楽を流しながら恐ろしさを煽りたてる番組(あえて報道といわない)はもう終わりにすべきだ。天下のNHKがこれをやっているのだから困ったものだ。まして、NHKは自己のミスを訂正しない官僚的体質は未だ是正されていない。ろくに見もしない人たちからも受信料を徴収しているのだから、もうちょっと真剣にやって欲しい。
 我が家では、新聞一面に掲載された翌日に「牛肉」!牛は、生活維持のためには不可欠であり、肉としてだけでなく、調味料、健康食品、化粧品など幅広く使われている。牛加工製品まで排除したなら、現在の生活自体が成り立たなくなる。
CJD発病の確率と可能性は別ページ参照。では、牛のどの部位が発症の可能性があるか?(それでも宝くじにあたるよりは確率が低いが・・・・)
 現在問題になっているのは、まず「脊髄」・「脳」・「眼球」、次に「胎盤」・「神経」・「回腸」など。このあたりの部位が我々の生活の中にどれだけ使われているか?

食品としての牛:
 通常の牛肉はまずOK。脳の刺身(こんなのがあるらしい)は要注意。もつは結腸に近いので多少注意。調味料には「骨」が使われることが多いが、骨自体は問題ないし、高温処理・加水分解処理されたものはOK。
 栄養補助食品では、「カルシウム剤」はおおむね大丈夫。「コラーゲン」はほとんどの場合加水分解されているのでOK。
 「胎盤エキス」は避けた方がよい。これは高温処理できないため。
 「ヒアルロン酸」(水晶体から取る)は製造法によって違うので敬遠。もちろん「牛乳」は問題なし。

私的結論:
 通常の牛肉は食べる。牛乳も飲む。健康食品はもともと摂っていないので関係なし。特に牛肉については現代日本人に不足している「亜鉛」(下表参照)の摂取に欠かせない食品なので、定期的に食する現在の習慣を維持する。CJDを恐れて栄養のバランスが崩れる方が怖い。

化粧品としての牛
化粧品・頭髪化粧品においては、基本的に経皮吸収は考えられないので、すべてOK。「コラーゲン」はほとんどの場合皮膚に近い部位を利用し、加水分解により化学的に分子量を調整しているので、まず問題なし。「プラセンタ(胎盤エキス)」は多少注意。皮膚に傷があったりするとそこから吸収される場合がある。「ヒアルロン酸」については、現在は眼球の水晶体より直接採取するのではなく、バイオテクノロジーによる大量生産が可能になっているのでおおむね大丈夫か?なので、皮膚・髪に付けるものについては気にしない!

最後に:
あくまで個人的見解なので、上記実践して問題が起きても管理者は責任はとりません。(^-^;やはり自分で自分の意見と意志を持って行動すべきであって、簡単に趨勢に流されることなく、幅広い情報と知識を持って、他の人と議論できるだけの自分の見解を持つことが大切だと思います。
それにしても、牛肉ばかりやり玉に挙がっていて、「健康食品」「ペットフード」「化粧品」「医薬品」の類もたくさん牛を原料にしているはずなのに、それについてあまり騒がないのはナゼでしょうか?特に健康食品や医薬品は怖いと思いますが・・・・・・・
ついでに、誹謗・中傷・意見・抗議などはメールではなく他の方々にも見えるようにBBSにお願いします。

亜鉛とは 重要な微量ミネラル。肉類(特に牛肉)に多い。植物タンパク中の亜鉛は体内で吸収されにくい。
不足すると 成長遅延・食欲低下・創傷治癒力低下・毛髪減少・味覚障害・嗅覚障害・男性の性腺機能低下・免疫力低下・視覚暗順応性低下
効果 免疫システム維持・細胞分裂促進・成長促進・創傷治癒に必要な酵素の活性化・味覚嗅覚の鋭敏化・炭水化物代謝促進・鉛中毒抑制効果・脳梗塞抑制
特性 もっとも毒性の少ない微量金属

2001/11/6

美工房 四季彩 count